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僕の初夢

新年あけましておめでとうございます。

日頃から森林再生事業のボランティア活動に
ご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。

「僕の夢は、毎月の森林ボランティア活動に二十代から三十代の新人が十数名参加し、チェンソーの操作をベテランの仲間といっしょになって一対一で指導している姿でした。聞くところによれば地元の森林組合に就職した若者達らしい。 独身用の宿泊所を備えており全員が生き生き仕事をしているを見で 誠に素晴らしい光景でした。これで僕たちの肩の荷が下りると思えばうれしい限りでした。」

これは、日頃活動している仲間達の高齢化が進み十数年前のようにバリバリ活動できなくなっているからではないだろうか。

材木価格の下落で林業が立ち行かなくなって半世紀、数年前から森林税が導入されている。十年間、県全体で八十四億円が徴収されることになっている、しかし、誰も何時どのような形で徴収されているかを知らない、今までこの税金で伊豆地区の森林整備が行われていかも知らない。この税金で森林整備を行うとすれば、少なくともに二、三百年かかる計算になる。  また、毎年いたるところで災害が発生している、年間どれだけの税金が投入されているかも殆ど知らないし、関心もないように思う。

あらゆる人達が自然のありがたさを感じ、自然の恵みを無尽蔵に日々いただきながら、自ら体を使って自然環境の保全に身を投ずる人が殆どいないことが情けない思いです。 このような世の中を作ってしまった大きな原因は、あらゆるものが”金“で解決させる世の中になってしまっている為ではないでしょうか。

その中でも、自然環境は、誰からも文句を言われることなく全てがただで手に入ることが当たり前であると誰しもが無意識のうちに思っている。  この森林税は、人間が自然を”金“で買っている姿に間違いないと思わざるを得ない現実の姿である。

僕の初夢は、このような背景が既成概念として存在していたからからではないでしょうか、よくよく、考えて見れば、この夢を正夢に実現出来るのではないだろうか。既に、森林税の導入が実現しており、大人一人当たりの税金の額を千円位に上げれば実現可能になってくる。(すべてが金で解決してきたノウハウを自然環境へ広げていけば、問題がないのではないか) 先般、川勝県知事が、富士山が世界遺産として認定されれば入山料を徴収すると言っておられる、大賛成である。

これが実現すれば、森林組合の活性化が可能となり大きな雇用を生み出す事が出来、社会貢献につながってきます。要はやるかやらないかの問題と思う。少子高齢化がどんどん進む中で近い将来、具体的な対策を早く導入せざるを得ない時代が来ていると思います。

また、僕たちが目指す“山が綺麗になれば、川が綺麗になり、住んでいる町もきれいになる、そしてそこに住んでいる人の心も綺麗になる”に確実に繋がってくると考えます。

今までの林業家が培ってきた親子二代で成木を育てて来たサイクルに近づくように思います。

山田正興(森林づくり伊豆の会 会長)

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